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アルカリ性湿し水

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 用語  アルカリ性湿し水
カテゴリ 印刷

【アルカリ性湿し水とは】

オフセット印刷は水と油の反発を利用した印刷方法です。
オフセット印刷で使用する水は湿し水と呼ばれています。
版面に湿し水を供給することにより、印刷される部分とそうでない部分とに分離します。
新聞などの印刷もオフセット印刷で行いますが、湿し水の酸性度によって印刷の仕上がりが大きく変わります。
酸性が高い湿し水を使用すると、インキの乗りが悪くなってしまうだけでなく、ドライヤーによる乾きが遅くなってしまいます。
しかも酸性の湿し水だとインキの耐水性が保たれません。

これを防ぐために利用されるのが弱アルカリ性湿し水です。
弱アルカリ性湿し水は通常の湿し水よりもpHが高く設定されています。
一般の印刷で使用する湿し水はpH5.0-6.5ですが、アルカリ性湿し水はpH7.0以上に設定されています。
pHを高くするために、湿し水に界面活性剤を含ませています。
アルカリ性湿し水は吸湿性の高い用紙に印刷する場合に効果があるため、新聞などの印刷で使用されています。
また、湿し水の水温と分量も非常に大切な要素です。

■ 概略図dp_w-8202

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