用語集
用語 見開きカテゴリ製本
【見開き】
「見開き」とは、書籍や雑誌などのページものを開いた時に対になる、左右ページのことを言います。
特に写真や図面を多く含む雑誌などのページものをレイアウトする時は、普通1ページずつではなくこの見開きの状態でデザインし、読みやすくて分りやすい、魅力的なものに仕上げなければなりません。
また「見開き」という言葉は特に写真や図表などが1ページで収まり切れない時に、左右2ページに亘ってレイアウトされている場合に使われることもあります。
これは「見開き」の他に「見通し」「中開き」と呼ばれることもあります。
見開きの良さ、つまりページが180度しっかり開けるかどうかが重要になるのはこのような場合で、例えば平綴じのような見開きの悪い綴じ方は本ののど部分に配置された文字や写真などのデータが隠れて見えなくなってしまう可能性があります。
それで見開きの良さを優先させると中綴じや糸かがり綴じなどが採用されるのですが、無線とじが主流になっている現在、無線とじでかつ見開きの良い綴じ方が研究開発されつつあります。