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見返し

用語集

 用語 見返し
カテゴリ製本

【見返し】

上製本を作る場合に必要になるのが、「見返し」です。そもそも上製本の場合、まず本の中身だけを印刷・断裁・丁合し、糸かがり綴じやアジロ綴じ、平綴じなどで綴じ固めて仕上げた後、表紙を別に作って中身と合体させます。この合体させる時に表紙と中身との接合部を補強する目的で見返しが貼られます。

見返しに使われる紙は本文のものより厚みのある丈夫なもので、これを表紙の内側に本文のトップページとを橋渡しする形で貼り付けます。裏表紙の内側と本文のラストページとも同じようにして貼り合わせ、こうして表紙と中身とがしっかり繋ぎ合わされることになるのです。またこの作業の際には表見返しと裏見返しが区別できるように印を付けます。こうしておけば、見返しにも印刷がある場合に貼り間違いを防ぐことができます。

見返しは、表紙の裏側に貼り付ける面の方を「見返し紙」、もう片方の本文と一緒に丁合・綴じられた方を「見返しの遊び」と呼びます。この紙によって表紙との接合を強化するだけでなく、表紙の裏側の体裁を整えよりデザイン性の高い本に仕上げることも可能になります。

■ 概略図8124

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