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綴じ

用語集

 用語 綴じ
カテゴリ製本

【綴じ】

書籍や雑誌などの出版物は、印刷した時点では当然各ページがバラバラの状態であり、1冊の繋がった本の形にはなっていません。これをページ順に並べた状態で背中部分で繋ぎ合わせて固定する方法のことを、「綴じ」と呼びます。

綴じには幾つかその方法にバリエーションがあり、作成したい本の種類によって使い分けられます。例えばある程度丈夫で長持ちし、何より手間がかからずコストを抑えることのできる「無線とじ」は、文庫本や雑誌、上製本、並製本など多岐に渡って使用される方法ですし、非常に丈夫で長持ちし、見開きいっぱいまで開くことができるものの手間がかかる分コストも高くなる「糸かがり綴じ」は辞書や百科事典などに使用されています。またホッチキスなどで綴じる針金綴じの中でも、2つ折りにしたページを開いた形で重ねて真ん中で留める「中綴じ」は週刊誌やパンフレットなどに、ページを閉じた状態で重ねて紙の端から5㎜程度のところで留める「平綴じ」は教科書や企画書などに用いられており、それぞれの特徴が活かされています。

■ 概略図8119

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