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用語 ギャンギングカテゴリ印刷【ギャンギング】
ギャンギングとは、異なる顧客の印刷物、異なる絵柄や大きさの印刷物をまとめて一つの版にしてしまい印刷するという手法です。
これはコストと作業量、作業スピードを大幅に改善するのに役立ちます。
極端な例としては、小さな名刺を異なるデザインや人物のものを印刷する場合、一つ一つ別の作業をしていたのでは、かなり時間がかかってしまいます。
しかし、同じ版に異なる人物の名刺をまとめることができれば、小さな印刷物ですので何十もの案件を同時に進行させることができるようになります。
版にかかる素材をカットできる他、最もコストがかかる人件費を圧縮できるというのが最大の利点です。
裁断の段階でそれぞれの案件ごとに分けて行えばいいだけですので、かなり作業が楽になります。
DTPの段階で異なる案件を一つの版にまとめられる機能を持ったソフトも多くなっていますので、ギャンギングがより行いやすくなっています。
昔から使われていた手法ですが、今ではコンピューター技術の発達によりさらに作業が楽になっているのです。